整体院晴々 山形院 奥山です
本日は「五十肩」についてお話します。
肩が痛くなり睡眠障害が起きるほどだったり、痛くて動かせなかったりと悩まれている方は多いです。
時には「四十肩」とも言います。
どういった状態、症状なのか
治していくためには何をしたらいいのか
本日はお話しさせていただきます。
五十肩（ごじゅうかた）は、正式には肩関節周囲炎（かたかんせつしゅういえん）と呼ばれ、40代後半から60代にかけて多くみられる肩の痛みと可動域制限を特徴とする疾患です。「四十肩」とも呼ばれることがありますが、年齢によって呼び分けられているだけで、基本的には同じ病態です。
原因
明確な原因は不明ですが、主に以下のような背景が関与すると考えられています
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肩関節を構成する腱板（けんばん）や関節包の加齢性変化
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肩関節の血流不足や炎症
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長期間の肩の不使用や姿勢不良
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糖尿病や甲状腺疾患がリスクを高めるとされる
病態の進行（自然経過）
五十肩は自然に治癒することが多く、以下の3段階を経るのが典型的です
① 急性期（炎症期）：痛みが最も強い時期
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肩の痛みが突然現れる（特に夜間）
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動かさなくても痛む（安静時痛）
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動かすと鋭い痛み（運動時痛）
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着替え・洗髪などの日常動作が困難になる
② 拘縮期（こうしゅくき）：動かなくなる時期
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痛みはやや軽減するが、肩が上がらない・回らない
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筋肉や関節包が固くなる（可動域制限）
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服を着る・背中に手を回す動作が特に困難
③ 回復期：徐々に治る時期
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痛みが和らぎ、可動域も少しずつ回復
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完全に元通りになるには半年〜2年程度かかることもある
最初に激痛が肩を襲います。生活に支障が出るレベルですが、最初期は肩は動きます。
しかし、痛みが出ないように不使用期間が長かったりすると、拘縮期と重なりあっという間に肩が動かなくなってきます。これを「凍結肩」と呼んだりします。
回復期にある通り、実はほったらかしでも長時間経てば痛みはとれることはあります。しかし、肩の動かしにくさは残ることも多いんです！
最近は30代や70代でも症状が見られている方がいらっしゃいます。
肩が動かないと、髪を洗う・エプロンを結ぶ・洗濯物を干す、などで大きく支障が出ます。
そうならないよう痛みを取りながら肩を動かしていくことがとても大切です。
困っていらっしゃる方はぜひご相談ください。
ではまた書きます
