整体院晴々 山形院 奥山です
本日は「インソール」についてお話します。
皆さんはインソールを作ったことや買ったことはありますか?
近くの接骨院等に受診すると、外反母趾や偏平足では良くインソールを勧められます。
オーダーメイドで作るメーカーもありますね。
いざ作ってみると
値段にびっくり仰天!
当院へ来院されている患者様の中にもインソールを購入したことがある方が多くいらっしゃり、お話をよく伺います。
そしてほとんどの方に共通するのが
「2.3回使ってもう使ってません。どこいったかしら…」
実は多くの方が多額の費用を投資して作ったインソールを使っていない現状でした。
歩きにくい 他の場所が痛くなる 違和感が強い
様々な理由が聞かれました。
でもインソールで姿勢を修正できると、とても効果的に痛み等を改善できる場合があります。
ここで医療用インソールを紹介します。
医療用インソール(オーソティックとも呼ばれます)は、足の構造的な問題を補正したり、歩行や姿勢のバランスを改善したり、痛みの軽減を目的として用いられる特別な中敷きです。
■ 医療用インソールの目的
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足のアライメント補正
外反母趾・偏平足・ハイアーチなどの足の変形を補正し、適切なバランスに導きます。 -
衝撃の緩和・分散
踵(かかと)や足裏への負担を軽減し、関節や筋肉の疲労を減らします。 -
姿勢・歩行の改善
骨盤や膝の傾きなどに影響を与え、全身の姿勢や歩行を安定させます。 -
痛みの緩和
足底筋膜炎・変形性膝関節症・腰痛・股関節痛・脊柱側弯症などの症状に対して効果がある場合があります。
■ 医療用インソールの種類
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既製品タイプ
ある程度の形状補正がされたもの。薬局や医療機関で購入可能。軽度の問題には十分な場合があります。 -
半オーダーメイド
足のサイズ・アーチに合わせて調整できる製品。既製品よりフィット感に優れます。 -
完全オーダーメイド(カスタムオーソティック)
足型の採取(3Dスキャン・石膏型など)により作成。整形外科や一部の靴専門外来で処方されます。
■ 適応される疾患や症状
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外反母趾・内反小趾
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扁平足(へんぺいそく)・開張足
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足底筋膜炎
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膝関節症
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アキレス腱炎
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モートン病
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変形性股関節症
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脊柱側弯症(特に姿勢補正目的)
■ 医療用インソールの注意点
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必ず医師の診断・処方に基づくこと
自己判断で使うと、かえってバランスを崩すことがあります。 -
靴との相性が大切
インソールの厚みに合う靴を選ばないと装着できないことがあります。 -
定期的な見直しが必要
成長期の子供や加齢による変化で足の形状も変わります。
医療用インソールは保険適応になるケースもあります。
ただ、ここで一番皆さんにお伝えしたいのが
「見直しが必要」ということろです!
要するに、インソールで姿勢を修正していると、だんだん姿勢が変わってきます。そうすると、望まれるインソールの形も変化していくんです。
でも、買ったインソールの形は変わらないですよね?
本当は姿勢ごとに望まれるインソールの形は違うのですが、その都度インソールを買い替えるのは大変です。
そこで当院ではいつも履いている靴のインソールに細工をさせていただき、インソールを作っていきます。剝がしたりできるゴム製の製品を使うため、必要無くなれば除去できますし望まれるインソールにいつでも修正できます。
そして上記のやり方でさせていただく場合は「当院ではインソールにおいて一切料金はいただきません」!!
すでに何名もインソールに細工させていただいております。
足元から来る体の痛みは多いです。インソールで姿勢を修正できると改善できる部分は多いかもしれません。
少しでも興味がある方 いつでもご相談ください!
ではまた書きます