整体院晴々 山形院 奥山です
本日は「爪」についてお話します。
爪の役割はご存じでしょうか?
何のためにあるのか 爪があることでどんな良いことがあるか
爪から健康状態がわかることも多いんです!
皆さんも爪を確認してみてください!
爪の役割は主に次のようなものがあります。
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指先の保護
爪は指先を覆い、外部からの衝撃や圧力から守ります。 -
細かい作業の補助
小さな物をつまむ、シールをはがすなど、指先の繊細な動きを助けます。 -
触覚のサポート
爪があることで指先に適度な反発が生まれ、物の硬さや形を感じやすくなります。 -
体の状態を示すサイン
爪の色・形・厚みは、栄養状態や体調変化の目安になることがあります。 -
防御・道具としての名残
進化的には、引っかく・身を守るといった役割の名残でもあります。
爪からわかる健康状態は意外と多く、次のポイントを見ることで体の不調に気づくことがあります。
① 爪の色
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健康な爪
うすいピンク色でツヤがある -
白っぽい爪
・貧血
・栄養不足
・肝機能の低下の可能性 -
紫・青っぽい爪
・血行不良
・冷え
・心臓や肺のトラブルの可能性 -
黄色い爪
・爪水虫
・喫煙の影響
・呼吸器系の病気の可能性
② 爪の形
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スプーン状(反り返る)
・鉄欠乏性貧血のサイン -
丸く膨らむ(ばち指)
・肺や心臓の病気の可能性 -
極端に薄い爪
・栄養不足
・ホルモンバランスの乱れ
③ 爪の表面
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縦筋
・加齢による変化
・乾燥
・栄養不足(亜鉛・タンパク質) -
横筋(溝)
・強いストレス
・高熱や大病の後
・体調不良の時期があったサイン -
凹凸・ザラつき
・自律神経の乱れ
・皮膚疾患の可能性
④ 爪の厚み・硬さ
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厚く硬い爪
・血行不良
・加齢
・爪水虫の可能性 -
割れやすい・欠けやすい爪
・タンパク質不足
・ビタミンB群不足
・乾燥
⑤ 爪の成長スピード
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成長が遅い
・代謝の低下
・冷え
・栄養不足
爪と歩行の関係
一見あまり関係がなさそうに思える「爪」と「歩行」ですが、実は足の爪は正しい歩行を支える重要な要素です。以下の観点から関係性を説明します。
1. 足の爪の役割
足の爪には主に次のような働きがあります。
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踏ん張りを支える
歩行時、特に蹴り出しの瞬間に足指と爪が地面をとらえ、安定性を高めます。 -
指先の保護
指先に過度な圧力がかかるのを防ぎ、痛みやケガを防止します。 -
バランス感覚の補助
足指がしっかり使えることで、姿勢や体重移動がスムーズになります。
2. 爪のトラブルが歩行に与える影響
爪に問題があると、無意識に歩き方が変わることがあります。
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巻き爪・深爪
痛みを避けるために体重のかけ方が偏り、膝や腰に負担がかかることがあります。 -
厚くなった爪・変形爪
靴の中で圧迫され、自然な蹴り出しがしにくくなります。 -
爪白癬(爪の水虫)など
不快感により歩行がぎこちなくなる場合があります。
爪はいろんなところで活躍しており、無いと多くの場面で不便さを被ります。
歩行時にも大きく関与しているんです!
そのため爪のせいでバランスが悪くなっている という方もいらっしゃるんです!
もう一度爪を確認してみてください。
中には・・・
身体の歪みやバランスの悪さのせいで、逆に爪に負担がかかり変形する
という方もいらっしゃいます。
身体が歪んだままでは爪にずっとストレスがかかるため、爪だけケアしてては根本的に治りません。
そういう時はぜひ当院へお任せください!
では、また書きます







