整体院晴々 山形院 奥山です
本日は「ばね指」についてお話します。
ばね指の原理をご存じでしょうか?
ある日突然指が引っ掛かるようになり、悪化すると痛みを伴ったり引っ掛かったまま動かなくなったりします。
病院に行くほどでないな・・・ と放置している方も多いでしょう。
本日はばね指について少し理解を深めていきましょう。
🔹 ばね指(弾発指)とは
「ばね指(弾発指)」は、指を動かす腱が腱鞘(けんしょう)というトンネル状の組織でスムーズに動かなくなり、指を伸ばしたり曲げたりするときに カクンと引っかかる 症状のことです。ひどい場合は指が曲がったまま動かなくなります。
🔹 主な原因
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手の使いすぎ:パソコン作業、スマホ操作、手仕事、楽器演奏など
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加齢による変化:特に40〜60代の女性に多い
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ホルモンの影響:出産後や更年期に増える
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糖尿病・リウマチなどの合併症
🔹 症状の特徴
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朝起きたときに指がこわばる
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指を曲げ伸ばしするときに「カクン」と引っかかる
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指の付け根にしこりや痛み
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進行すると指が動かなくなる
🔹 ばね指(弾発指)の解剖学的な説明
1. 指の屈筋腱と腱鞘
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指を曲げるのは 屈筋腱(深指屈筋腱・浅指屈筋腱) です。
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この腱は 腱鞘(けんしょう) と呼ばれるトンネルを通っており、腱が浮き上がらないように押さえています。
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腱鞘の中でも特に A1プーリー(環状靭帯) が、ばね指に関与する重要な部位です。
2. 発症のメカニズム
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繰り返しの動作や炎症により、腱の表面や腱鞘が 肥厚・腫脹 します。
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腱鞘が狭くなり、腱の動きがスムーズにいかなくなることで、腱が A1プーリー部分で引っかかる。
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その結果、指を曲げ伸ばしする際に 「カクン」と弾発現象 が起こる。
3. 触診・解剖学的所見
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主に 指の付け根(掌側MP関節部) に圧痛や小さなしこり(腱の結節)が触れる。
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このしこりがA1プーリーを通過する際に「ばね現象」が発生する。
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症状が進むと、腱が完全に引っかかり、指が曲がったまま ロッキング することもある。
🔹 治療方法
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保存療法
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使いすぎを避ける、手を休める
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サポーターやテーピングで固定
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痛み止めの服用や湿布
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ストレッチや温め
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注射治療
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腱鞘にステロイド注射をして炎症を抑える
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手術(腱鞘切開術)
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保存療法や注射で改善しない場合に、腱鞘を切開して腱をスムーズに動かせるようにする
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🔹 予防・セルフケア
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指を長時間使いすぎない
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休憩時に手のストレッチを行う
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手を冷やさず温める
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血糖コントロールや生活習慣改善も有効
ばね指は指を動かす腱が肥厚することで、腱鞘といトンネルで引っ掛かってしまう現象のことを言います。
そのため予防や治療としては温めたりストレッチすることが大切です。
しっかり休めることも大事ですね!
手に負担をかける仕事、家事ではなりやすいため注意が必要です。
当院でも別部位の悩みで来院された方が「実はばね指も悩んでて・・・」とご相談いただき並行して治療し改善された方が多くいらっしゃいます!
ぜひ困っている方はご相談下さい!
ではまた書きます。